G模試PRACTICE BOOK G検定 練習問題(サンプル)

G検定 練習問題(サンプル)― 本番形式の4択を無料で

  1. Q1「人工知能(AI)」という用語が初めて公の場で用いられたとされる出来事として、最も適切なものを選べ。

    1. 1943年にマカロックとピッツが発表したニューロンモデルの論文
    2. 1956年に開催されたダートマス会議
    3. 1966年に発表された対話プログラム「ELIZA」
    4. 2012年の画像認識コンペティション「ILSVRC」
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    正解:2. 1956年に開催されたダートマス会議

    「Artificial Intelligence」という用語は、1956年に米国ダートマス大学で開催されたダートマス会議でジョン・マッカーシーらによって用いられたとされる。マカロック・ピッツのニューロンモデル(1943年)はAIの原点であるが、「AI」という語の正式な提唱はダートマス会議である。

  2. Q2人工知能のレベル分類に関する説明として、最も不適切なものを選べ。

    1. レベル1(単純な制御プログラム)は、エアコンの温度制御のようにあらかじめ定められた動作を行う
    2. レベル2(古典的な人工知能)は、推論や探索によって複雑な問題に対応するルールベースのシステムである
    3. レベル3(機械学習)は、データから自動的にパターンを学び、判断や予測を行う
    4. レベル4(ディープラーニング)は、自ら特徴量を抽出する仕組みを持たず、人間が特徴量を設計する必要がある
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    正解:4. レベル4(ディープラーニング)は、自ら特徴量を抽出する仕組みを持たず、人間が特徴量を設計する必要がある

    ディープラーニング(レベル4)の最大の特徴は、特徴量を人間が設計しなくても、ネットワークが多層構造のなかで自動的に特徴量を抽出する点(特徴表現学習)にある。「人間が特徴量を設計する必要がある」のは古典的な機械学習の説明であり、ディープラーニングの説明としては不適切である。

  3. Q3「AI効果」に関する説明として、最も適切なものを選べ。

    1. AIが普及することで、本来人間にしかできないと思われていた特性こそが知能であると感じる心理効果
    2. AIによって実現された機能を「単なる自動化」と捉え、知能によるものではないと評価する心理効果
    3. AIロボットの動きや声が人間に近づくことで、違和感や不気味さを覚える効果
    4. 人間がAIに対して期待を込めることで、その性能を実際以上に高く評価してしまう効果
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    正解:2. AIによって実現された機能を「単なる自動化」と捉え、知能によるものではないと評価する心理効果

    AI効果とは、AIで実現された技術が普及すると「これは単なる自動処理であって本当の知能ではない」と過小評価される心理効果を指す。Cはいわゆる不気味の谷の説明、Dは期待バイアスに近く、AI効果の定義としては不適切である。

  4. Q4以下の文章を読み、空欄(ア)(イ)に入る語句として最も適切な組み合わせを選べ。

    1980年に米国の哲学者( ア )は、人間と同様の意識を持ち真に理解する人工知能を「強いAI」、特定のタスクを処理する道具にすぎない人工知能を「弱いAI」と呼んだ。さらに彼は、強いAIが原理的に実現不可能であることを示すために「( イ )」と呼ばれる思考実験を提示した。

    1. (ア)アラン・チューリング (イ)チューリングテスト
    2. (ア)アラン・チューリング (イ)中国語の部屋
    3. (ア)ジョン・サール (イ)チューリングテスト
    4. (ア)ジョン・サール   (イ)中国語の部屋
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    正解:4. (ア)ジョン・サール   (イ)中国語の部屋

    「強いAI」「弱いAI」を提唱したのは哲学者ジョン・サール(1980)。彼は「中国語の部屋」という思考実験で、計算機が記号を操作するだけでは真の理解は得られず、強いAIは実現不可能だと論じた。チューリングは「チューリングテスト」を提唱した別人物。

  5. Q5意味ネットワークにおける関係性に関して、空欄(ア)(イ)に入る語句として最も適切な組み合わせを選べ。

    意味ネットワークでは、概念間の関係を矢印で表現する。たとえば「犬は哺乳類である」は( ア )関係、「目は頭部の一部である」は( イ )関係として表現される。

    1. (ア)is-a  (イ)part-of
    2. (ア)part-of (イ)is-a
    3. (ア)has-a (イ)is-a
    4. (ア)is-a  (イ)has-a
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    正解:1. (ア)is-a  (イ)part-of

    is-a 関係は「○○である」という継承(一種である)関係を、part-of 関係は「○○の一部である」という部分・全体関係を表す。意味ネットワークの基本的な関係性として頻出。

  6. Q6以下の文章を読み、空欄(ア)(イ)(ウ)に入る語句として最も適切な組み合わせを選べ。

    ニューラルネットワーク研究は、1958年に( ア )が提案したパーセプトロンに始まるが、1969年に( イ )らによって線形分離不可能な問題が解けないという限界が指摘され、研究は停滞した。1986年に誤差逆伝播法を再発見した( ウ )らの研究によって多層ネットワークの学習が可能となり、第二次ニューラルネットブームが訪れた。

    1. (ア)ヒントン (イ)ローゼンブラット (ウ)ミンスキー
    2. (ア)ローゼンブラット (イ)ミンスキー (ウ)ラメルハート
    3. (ア)ラメルハート (イ)ヒントン (ウ)ローゼンブラット
    4. (ア)ローゼンブラット (イ)ラメルハート (ウ)ヒントン
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    正解:2. (ア)ローゼンブラット (イ)ミンスキー (ウ)ラメルハート

    パーセプトロンを提案したのはローゼンブラット(1958)、その限界を指摘したのはミンスキーとパパート(1969)、誤差逆伝播法を広く知らしめたのはラメルハート、ヒントン、ウィリアムズら(1986)。

手応えはどうでしたか? 続きは全章の演習で。

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